日本長期急性期病床(LTAC)研究会 第7回研究大会 開催報告
【開会挨拶】
「 開会挨拶 」
会 長:上西紀夫(日本長期急性期病床研究会 会長)
大 会 長:高橋 泰 (国際医療福祉大学大学院 赤坂心理・医療福祉マネジメント学部学部長 教授)
総合司会:森 孝志(医療法人清和会法人本部 副本部長)
〇森:ただいまより、日本長期急性期病床研究会第7回研究大会開会式を行います。私は、本日の総合司会を担当いたします医療法人清和会副本部長の森孝志と申します。よろしくお願いいたします。まず、開催にあたりまして日本長期急性期病床研究会会長・上西紀夫より開会のご挨拶を申し上げます。上西先生、よろしくお願いいたします。
○上西:皆さん、おはようございます。お休みのところ、たくさんのご参加をいただきまして感謝申し上げます。
このLTAC研究会も、第7回を迎えることになりました。この研究会は、ポストアキュート、サブアキュートの病床機能が必要だろうということで発足したのですが、その後、地域包括ケア病棟ができました。現在は、仲井培雄(芳珠記念病院理事長)先生の活動を中心に地域包括ケア病棟が全国に広がっております。
現実を見てみますと、地域医療構想、地域包括ケアシステムを含めて高度急性期、急性期、回復期あるいは地域包括ケア病棟、それから慢性期、この間の連携がなかなかうまく進んでいないということで、公的病院の再編や統合も問題となっております。やはり、これからは深い連携が必要です。横だけではなく縦の流れもつくっていくということが必要になると思います。
今回の研究大会では、地域包括ケアシステム、地域医療構想などの問題点を探りながら実際に各地で成果をあげておられる実例などを踏まえ、地域包括ケア全体のまとめになるような研究大会にしようということで開催させていただきます。
このような大変立派な会場をご用意していただいて大変ありがとうございます。しっかりと勉強できると思います。今回の研究大会の詳しい内容については、学会長を務められる高橋先生からご説明があると思います。今日1日、活発なご議論をいただければ大変ありがたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
〇森:引き続き、第7回研究大会大会長、高橋泰より開会のご挨拶を申し上げます。高橋先生、よろしくお願いいたします。
〇高橋:皆さん、おはようございます。第7回の大会長を拝命いたしました高橋です。上西先生からまだ正式なお話はございませんでしたが、今回の研究大会がLTACとして最後となります。発展的解消ということで進める予定であることがほぼ決まっています。その最後の大会長を務めさせていただき、大変名誉なことだと思っています。
「費用のことはあまり考えずに、やりたいようにやっていいよ」ということでお引き受けさせていただいたのですが、今回、私の人脈を駆使して、一度、お話を聞いてみたいと思っている先生方をお招きいたしました。大変エキサイティングなお話がいろいろ聞けるのではないかと期待しております。
まず午前の部では、地域医療構想を中心に議論していただきます。地域医療構想については、実際に現場で動かしている方々から貴重なお話が聞けると思います。
午後の部では、地域包括ケアについて今後参考になるであろう事例を中心に、いろいろなお話が聞けると思います。本日の研究大会が終わった時に、皆さんにとって新しいビジョンが自分なりに見えるという形になればいいなと思っています。
〇森:以上をもちまして、日本長期急性期病床研究会第7回研究大会開会式を終了いたします。
(了)
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